ホームヘルパーの魅力、わたしたちが伝えます!

ホームヘルパーは、利用者の皆さんのお宅を訪問し、生活に寄りそいながら暮らしなれた地域での生活を支援するお仕事です。

時には利用者の皆さんから「ありがとう」と感謝され、時には利用者の皆さんの言葉に助けられ、言葉の花束を渡しあうことのできる魅力的な経験ができます。

このページでは、全国各地のホームヘルパーとして活躍する皆さんから寄せられた素敵な経験をご紹介します。

全国のホームヘルパーの皆さんからのご応募もお待ちしています。

ご寄稿いただける方は、以下の企画書様式をダウンロードいただき、ご連絡ください!

 

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★目指せ、ホームヘルパー! 企画書 様式.doc
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最新の寄稿はこちら!

Vol.4 熊本県 中央ヘルパー事業所 田尻亨さん

 中山智博さん (撮影時1年生) 熊本駅構内にて
 中山智博さん (撮影時1年生) 熊本駅構内にて

重度障害者大学等修学支援事業をご存じですか

 

度障害者大学等修学支援事業とは、重度障がい者が修学するために必要な支援体制を大学等が構築できるまでの間において、修学に必要な身体介護サービスを提供することで、障がい者の社会参加を促進することを目的とした事業です。

事業所においても平成31年度から、脳性麻痺による重度障がいのある学生さんに対する通学時の移動、大学内や駅構内での排泄介助、演習などの際の支援を行っています。福岡県在住のこの方は、新幹線とバスを乗り継いで熊本市内の大学に通い、社会福祉士と精神保健福祉士の資格取得を目指して通学しています。新型コロナウイルス感染症のまん延等により、オンラインで授業が行われ通学出来ない時期もありましたが、4年生となり、病院実習や施設実習を経て、来春の国家試験合格に向けて頑張っています。ヘルパーとして支援を行っていますが、「前向きな姿勢や勤勉さ」は見習わなければならないと常々考えさせられます。ヘルパーが利用者の架け橋となって様々な社会的障壁(バリア)を無くし、「障がい者」という言葉がなくなればいいなぁと考えていましたが、私自身の傲慢だったかもしれません。彼の存在から多くの学生さんとのご縁を頂き、事業所の活性化にも役立っています。

無事に卒業し、地域共生社会の実現やインクルーシブな世の中の発展に貢献されることを願っています。                  

熊本県 中央ヘルパー事業所  田尻亨

Vol.5 熊本県 在宅ステーション水前寺 相馬真凛さん

私がヘルパーになりたいと思ったきっかけは、ヘルパーにお世話になっていた祖母が亡くなった後、祖母の部屋に残っていたヘルパーさんとの連絡ノートを見たことです。体のきつさや不安な気持ちと闘っていた祖母にヘルパーさんが優しく寄り添ってくださっていたんだなと思いました。そして、私も在宅で最期まで過ごすために頑張るお年寄りと家族の気持ちに寄り添い、一緒に喜んだり考えたりする仕事がしたいと思ったのです。祖母が生前お世話になっていた事業所でヘルパーの仕事をしたいと考えた私は、今働いている事業所の門を叩いたのでした。

 

 

 

私がやりがいを感じた出来事は、百歳の利用者さんが亡くなられる少し前に、最期の食事介助をさせて頂いたことです。ご家族から「もう今日は呼びかけにも反応が無いから全く食べないかもしれないです。」と言われました。いつもは様々な料理が並ぶテーブルにはお茶碗に半分くらいの玉子粥だけが出されており、「今日はお茶だけでも飲んでいただけたら」と思っていました。しかし、ご本人に「今日は卵の入ったお粥ですよ。美味しそうな匂いがしますよ」とお声がけをしてスプーンを口元に運ぶと小さく口を開けて食べて下さいました。そして一口、また一口とゆっくりゆっくり味わうように噛みしめながらほんのスプーン一杯分だけ残して召し上がったのです。それには私もご家族もびっくりしました。「卵がお好きですもんね。美味しかったですか?」とお声がけすると、少しだけ目を開けて、かすかな声で「はい。」とおっしゃったのです。ご家族も「すごいね。目が開いたね。」と本当に嬉しそうにおっしゃっていて、とても温かい気持ちになりました。これが最期のサービスになってしまいましたが、「食べてもらわなければ」という気持ちばかりで食事介助をするのではなく、温かい雰囲気を作って、たとえほんの一口、二口しか食べられなくても、心が元気になったり笑顔になる時間にすることも大切だと学びました。

 

 

ヘルパーになって、利用者さん方との出逢いの中で沢山のことに気付かせて頂き、生きるということはどんなことか、日々考えるようになりました。「いつかは自分も年をとって命の終わりを迎える日が来るのだから、毎日感謝の気持ちを持って、悔いなく幕引きができる人生を送れるように、大切に今日も生きよう」、そんなことを考える自分に成長できたこの仕事を、これからも一生懸命続けていきたいです。

 

 

Vol.6 熊本県 在宅ステーション水前寺 松永純代さん

私が令和の時代のヘルパーとして思うこと。

2000年に介護保険制度がスタートしてから21年。昨今の状況をみていると、さらに核家族化が進み、訪問介護ヘルパーの立ち位置が、要介護者やその家族とより近いものになってきていると感じています。近頃の傾向として、リフォームに伴うトラブルが増加しています。明らかな詐欺とはいかないまでも、高齢者だからと商品の在庫を使い切ろうとしていた業者に対して、ご本人自ら苦言を呈し、請求金額に納得がいくまで未払いにしていたケースがありました。私たちヘルパーは、高齢者本人が対応できることを尊重し、高齢者に寄り添い、見守りたいと考えています。

 

また、私たちは常日頃から問題意識を持ち、仕事をしていかなければならないと考えています。以前、独居で生活する高齢者が、生活に必要としない訪問販売品を多量に購入していることに、久しぶりに帰省した他県に住む子どもが気づいたケースがありました。家族にしてみれば、毎週訪問している担当ヘルパーや、月に一度訪問しているケアマネに対しても、本人の異変に気づけなかった責任を追及したいというのが本音です。このケースに限らず、実際の現場では、家族などへの報告が欠かせない事例がたくさんあります。私たちは身近にいる分、利用者とのより深いコミュニケーション能力と情報リテラシーが求められているのだと思います。利用者の変化に気づく観察力や知識を常に持ち、アップデートする向上心を持ち続けていきたいと私は考えています。

今までに寄せられた素敵なお話はこちら!

・vol.1「信頼関係と絆の深さを感じて」~静岡県 小林さん~

 私がヘルパーの仕事を始めたきっかけは、偶然図書館で手にした本との出会いです。   マザーテレサの伝記を読み、その生き方に感銘とあこがれを持ち、・・・

 

vol.2「ターミナル支援で感じた訪問介護という仕事の魅力」~静岡県 大山さん~

 友人がヘルパー2級を取った時に、「介護の仕事って重労働で大変みたいだからやめた方がいいよ。」と言ったことがきっかけかもしれません。その大切な友人が急逝し、・・・

 

vol.3「利用者家族からのお手紙で感じた訪問介護の仕事の魅力」~静岡県 小林さん~

 令和3年4月1日、突然懐かしい方がヘルパー室に訪問してくださいました。その方は、去る二年半ほど前にターミナルケアで関わっていた利用者様の介護者の娘さんでした。・・・