2021年度介護保険制度改正に向けて、第2ラウンドの議論が介護保険部会でスタート

2021年度からの介護保険制度改正に向けた社会保障審議会・介護保険部会の第2ラウンドの議論が始まりました。

第1ラウンドの議論では、2月25日の部会より、主な検討課題に沿って幅広く議論が進められてきました。

今後は、年末のとりまとめに向けて、各テーマについて、これまでの議論等を踏まえながら、さらに議論を深めていくこととしています。

なお、今後の検討事項は次の通りです。このうち、「⑤軽度者への生活援助サービス等に関する給付の在り方」では、「地域の実情に応じたサービス提供が行えるようにする観点や、平成26年の介護保険法改正で創設された多様なサービスの導入状況をはじめとする事業の実施状況、実施主体である市町村の意向等を踏まえ、軽度者への生活援助サービス等に関する給付の在り方を含めた総合事業の在り方について、どう考えるか。」が論点として示されています。

1 介護予防・健康づくりの推進(健康寿命の延伸)
2 保険者機能の強化(地域保険としての地域の繋がり機能・マネジメント機能の強化 )
3 地域包括ケアシステムの推進(多様なニーズに対応した介護の提供・整備)
4 認知症「共生」・「予防」の推進
5 持続可能な制度の再構築・介護現場の革新
(1)介護人材の確保・介護現場の革新
(2)給付と負担
 ①被保険者・受給者範囲
 ②補足給付に関する給付のあり方
 ③多床室の室料負担
 ④ケアマネジメントに関する給付の在り方
 ⑤軽度者への生活援助サービス等に関する給付の在り方
 ⑥高額介護サービス費
 ⑦「現役並み所得」、「一定以上所得」の判断基準
 ⑧現金給付

2019年8月29日の社保審・介護保険部会の資料は、厚生労働省ホームページをご覧ください。